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研究科の目標

同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科は、2010年4月に発足した独立研究科です。本研究科が生まれた背景には、「グローバル・イシュー(地球規模の課題)」と呼ばれる課題の登場があります。たとえば移民や難民あるいは環境問題などですが、人やモノが国境を越えて複雑に絡み合う今日の社会が抱えるいかなる課題も、特定の地域に限定されるものではありません。またこうした課題は、地理的広がりを意味するだけではありません。今日のグローバル・イシューは、社会、経済、文化、思想など、従来別々に議論されてきた複数の文脈が重なり合って登場しています。まさに、これまでの人文学・社会科学の枠組みを大きく揺るがす形で課題が噴出しているのが、今日の世界なのです。

こうしたグローバル・イシューに対して私達は、個別地域の固有性に密着して考えることと、地域横断的に志向することの両方を重視しています。いわば、普遍性や一般化というよりも、つながりを求めて個別に密着すること、これが本研究科の基本的な構えです。そこでは、個々の対象や場所への熱い思いと、つながりを希求してそこから飛び立つ勇気が求められます。また入学に際してこれまでのディシプリンは問いませんが、自らが何に関心を持ち、大学院でどのような課題に取り組みたいのかを明確にする必要があります。博士前期課程、博士後期課程とも、学生は以下の3クラスターのいずれかに所属します。
アメリカ研究クラスター、現代アジア研究クラスター、グローバル社会研究クラスター

アメリカ研究クラスター

アメリカ合衆国は、一世紀以上にわたりグローバル社会において大きな役割を果たしてきました。なかでも日本とは、政治、経済、文化などにおいて、複雑かつ多様な関係をもっています。
アメリカ研究クラスターは、グローバルな視点からアメリカ合衆国を研究することを目標としています。歴史学、人類学、宗教、文化、政治思想、アフリカン・ディアスポラ研究、平和研究、ジェンダー・クイア研究、メディア研究と多岐にわたる専門分野の教員の密接な指導や講義を通じて、アメリカを形づくってきた歴史、社会、文化や思想、そして様々に絡み合って交わるトランスナショナルな交流についての理解を深めます。
学生たち

現代アジア研究クラスター

中国、朝鮮半島、日本、東南アジア研究を専門とする教員によって構成されています。それぞれが各地域からアジアを見る、日本からアジアを見る、世界からアジアを見る、というトランスナショナルな視点を大切にしています。そうした俯瞰的な視座だけではなく、その地域で生きる人びとの文化や生活、心情などを丹念に考えることも重要です。現代アジアの政治・経済・社会にはさまざまな問題が山積しており、解決策がなかなか見つからない難題も数多くあります。しかし、それらを考え続けて解決策を捜し求めることは、やりがいがあり、実に楽しくもあります。東アジアの社会や人びとについてともに考え対話しましょう。
対話集会の様子

グローバル社会研究クラスター

このクラスターでは、人間の安全保障、紛争抑止と平和構築、開発と貧困、国境を越える人の移動、多文化教育、ジェンダー、市民権、レイシズム、階層格差、地球環境などの問題に取り組んでいます。所属する教員は、多様なディシプリンを背景に持ち、アフリカ、中東、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アジアなどの地域をカバーしています。こうしてディシプリンと地域研究を柔軟に組み合わせ、現代の地球規模の課題を検討しています。また国際協力機構(JICA)の人材育成事業の一環として、中央・南アジアやアフリカなどの地域から多くの留学生を迎えていることも、国際色豊かなこのクラスターの特徴です。
志高館前で談笑する学生

研究科情報

研究科・専攻名グローバル・スタディーズ研究科
グローバル・スタディーズ専攻
開設年度2010年4月
学位博士課程(前期課程)
修士(アメリカ研究)
修士(現代アジア研究)
修士(グローバル社会研究)
博士課程(後期課程)
博士(アメリカ研究)
博士(現代アジア研究)
博士(グローバル社会研究)
定員博士課程(前期課程)
1学年45名
博士課程(後期課程)
1学年18名
校地今出川校地
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