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グローバル社会研究クラスター

氏名Anne GONON(アンヌ ゴノン)
博士後期課程教授
研究者データベース(オリジナルサイト)
業績一覧
研究室志高館263
E-mail: ganne@mail.doshisha.ac.jp
Anne GONON

研究分野

現代社会におけるモラルエコノミー
社会的暴力

プロフィール

学部時はリヨン第2大学で経済学・民族学・政治学・日本学を、大学院はパリ第3大学で社会学を専攻。研究スタイルは一貫して、具体的・個別的事象の中から一般的・普遍的な問題を見つけ考察対象とすること。その結果、研究を発展させる目的で、実践的アプローチとして様々な市民運動に参加。

学生へのメッセージ

グローバル・スタディースによれば、私は今日見られる新世界的秩序の形成過程において新しい重要なアクターとなっているグローバル(地球)市民社会を研究対象にしています。
「グローバリゼーション」という言葉がよく使用されるようになった1980年代以降、雑多な要素からなる「地球市民社会」のイデオロギーは学者の分析や論争の対象になっていますが、そこで共有されていることは、地球市民社会は民主化や多文化共生をめざす世界における平和構築の手段であるということです。また、国家権力に対する国境横断的な連帯によって動員される人々の運動や、その形成であるともいわれています。しかし、19世紀以降から現在までという長い歴史的なスケールで市民社会の研究を進めると、上記のような希望を検討対象にし、批判することができます。
私の研究は、このように市民社会論を再検討すると同時に、現在みられている世界のグローバリゼーションが私たちの日常生活でどのように獲得されているか、その獲得の過程を可能にする地球市民社会を分析することにあります。また諸個人の行動の総体が主権力の行使のなかに巻き込まれるという仕方を表したミシェル・フーコーの「統治性gouvernementalité」概念を使用しながら、地球で発展している市民社会が可能にした新しい身体的・知識的な実践を、私たちがどのような形で獲得できるかについて研究を進めています。
「地球市民社会論」の授業を受けられる皆さんには、ますますグローバル化しつつある私たちの世界について、社会通念から離れて細やかな社会的現象を徹底的に考察し、批判的な精神で理解することを目指し、参加することを期待します。

Ma recherche porte sur la société civile qui, selon les théories de la mondialisation, serait un acteur nouveau, essentiel à la constitution du du nouvel ordre mondial. L’idéologie composite qu’est la « société civile mondiale (globale) » est devenue depuis la fin des années 80 un objet courant d’analyses savantes et de polémiques, dans lesquelles elle apparaît comme un véhicule de démocratisation, de construction de la paix au sein d’une diversité culturelle considérée comme inévitable, comme le lieu où se formerait une solidarité transnationnelle ayant le pouvoir de s’opposer aux Etats-nations. Mais si on replace l’étude de la société civile dans une approche de la mondialisation appréhendée sur la longue durée (qu’on peut par exemple cerner à partir du XIXème siècle ), il est possible de soumettre ces espoirs à la critique. Je cherche notamment à saisir le processus d’appropriation de cette mondialisation que chacun de nous fait dans son corps, ses valeurs, à travers les initiatives de la société civile devenue « mondiale ». Dans cette intention, les travaux de Michel Foucault autour du concept de « gouvernementalité » sont de précieux guides.
Ce cours voudrait permettre aux participants d’exercer leur esprit critique sur le phénomène de la mondialisation qui devient le nôtre de jour en jour, en dépassant les attitudes d’engouement ou d’appréhension.
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