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国際金融
アジア経済

大学では国際経済を学び、それが社会経済の発展について考えるきっかけとなりました。学部時代からアジア経済に強い関心を持ち、経済指標の背後にある途上国の金融経済の実態を究明することに熱意を抱いてきました。そのため、博士課程では東南アジア地域研究を専攻しました。これまで、ミクロデータに基づく計量経済分析を中心に、長期にわたるフィールドワークを基礎とする地域金融経済論に焦点を当てて研究を続けてきました。

地域研究の視点から行う東・東南アジア経済研究では、各国の経済成長に加え、「現地主義」の視点から政治、文化、宗教、言語など多様な側面に注目し、学際的なアプローチで複雑な課題の解決を目指します。その過程で、持続的な経済発展への理解を深め、現地社会を総合的に把握することで、自己認識が変化した際に、研究の面白さを実感できるでしょう。