教員一覧
グローバル社会研究クラスター

| 氏名 | 工藤 晴子(クドウ ハルコ) 博士前期課程准教授 研究者データベース(オリジナルサイト) |
|---|---|
| 研究室 |
志高館263 E-mail: hkudo@mail.doshisha.ac.jp |
| 研究指導課程 | 博士前期課程 |
研究分野
国際社会学、難民・強制移動研究、クイア移住研究
プロフィール
これまで、国境を越える人の移動とジェンダー/セクシュアリティの関係性について、フェミニズムおよびクィアのアプローチから考えてきました。性をめぐる規範が、いかに移動に関わる法的・政治的・社会的プロセスを規定しているのか、また、そうした規範の変化や規範への抵抗が移動の経験とどのように結びつくのかに関心を寄せています。現在は、クィアな人々の難民申請や移動の経験を出発点として、関連する言説、政策、歴史、政治を研究しています。あわせて、グローバルな性の政治のなかで、ある性のあり方が「保護」や「救済」の対象となる/ならないことがもつ意味についても検討しています。
学生へのメッセージ
私は、国際社会学、難民・強制移動研究、ジェンダー/セクシュアリティ研究を土台または手がかりにしながら、クィア移住研究にたどり着きました。移動の経験を教えてもらい、その人たちが生きる場所・空間・コミュニティを理解するために、主にフィールドワークという方法を用いています。ゼミでは、人の国際移動、難民・強制移動、ジェンダー/セクシュアリティをめぐる研究テーマをもつ学生の参加を歓迎します。国家の枠組みやロジックにはおさまらない、複雑で豊かな個人やコミュニティの経験、認識、実践、歴史に向き合いながら、周縁から中心を問い直すアプローチをとります。その過程で、「研究者/調査者」としての自分自身のポジショナリティや、研究「対象」との(不均衡な)関係性についても、考えていきたいと思います。
著書の紹介
共著
宮島喬・佐藤成基・小ヶ谷千穂 編
『国際社会学 改訂版』 有斐閣 2023年
第13章 難民・強制移動とセクシュアリティ
コラム8 アドボカシーの実践と「代弁」からの脱却