教員一覧
現代アジア研究クラスター
氏名 |
錢 鷗(セン オウ) 博士後期課程教授 研究者データベース(オリジナルサイト) 業績一覧 |
---|---|
研究室 |
志高館271 E-mail: oqian@mail.doshisha.ac.jp |
研究分野
中国の思想と歴史
日中文化・学術交流史
プロフィール
1988年に来日。東北大学で一年間研究と日本語学習。1989年に京都大学文学研究科博士前期課程に入学、1994年同大学院博士後期課程修了。1997年京都大学にて博士(文学)を取得。1995年神戸大学国際文化学部外国人教師を経て、1997年から同志社大学言語文化教育研究センター専任講師、助(准)教授、教授、2010年よりグローバル・スタディーズ研究科教授となる。
学生へのメッセージ
近年、アジアの研究者の間でアジア型国家・社会・文化に関する関心が高まり、激変するグローバル経済に影響される新しいアジア地域の諸関係を探求する共同研究が活発に行われています。他方、アジア各地域において歴史的に根付いてしまった相互不信、変容するナショナリズム、国力の格差、広域な環境破壊など、深刻な課題がなお多く存在しています。今後中国と朝鮮半島、東南アジアの諸国がどのような歩みをするのか、どのような対外政策をとるのか、環境・資源はどのようになるのかは、日本の将来に大きな影響をもたらすに違いないでしょう。こうした状況において、いかにグローバルな視野を持って日本・中国・朝鮮半島、東南アジアを、人文・社会・自然の諸学が協力して解析しうるかが喫緊な課題となります。もしみなさんが、このような同時代の生き動いている社会・文化・国際関係に対する関心を持っているならば、必ずさまざまな問題群とぶつかるでしょう。近代以来、洋の東西を問わず私たちの世界は史上空前の変貌を遂げてきました。それは経済や社会の根本構造にとどまらず、人間の内面においても生じました。私の研究分野は、経済・社会など外部構造の変容よりも、人間の観念的・知的構造における変容、つまり思想・知識と制度・社会という複層の相互力動関係から、自らの問題解決の根拠となる東アジアの近代知における普遍性と独自性並び有効性を考察するものです。それによって、今日の激変するグローバル経済に影響される新しいアジア地域の諸関係を、時代と地域を超えた思想・文化の問題として抽象化し、同時代の表層的変化や直接的現実の調査だけでは見えてこない問題群の深層を、より動態的・歴史的に捉えたいと思います。
大好きな日本のことわざ:
話に花が咲く;
五つ神童、十で天才、二十歳過ぎればただの人;
子供叱るな来た道じゃ、老人笑うな行く道じゃ;
三度炊く飯さえこわしやわらかし思うままにはならぬ世の中……
近年,東亞學界十分關注亞洲型國家和社會結構、文化關係的理論摸索,對在全球化經濟浪潮影響下激變的東亞新關係,進行了廣泛的合作研究。另一方面,植根于亞洲歷史中的地域性矛盾、再生的“民族主義”、政治和經濟的非對稱性、廣範圍的環境破壞等深刻課題,依然大量存在。中國、朝鮮半島、東南亞諸囯今後何去何從,採取何種對外方針,如何解決資源、環境的問題,對日本的將來可能產生難以估量的影響。這種形勢,必然要求我們在全球視野下綜合人文、社會、自然諸學科的知識系統,相互合作,從學術的角度客觀探討和解析東亞以及東南亞的相關課題。各位同學如果關心自己的時代以及人類的未來,就必定遭遇紛繁複雜的諸多問題。近代以來,東西方世界都經歷了前所未有的劇變,在政治形態、經濟結構和社會的各個層面產生根本變革的同時,人類更經歷了他自身在觀念、思想、信仰以及知識系統和理論内部結構的巨大顛覆與更生。我所研究的領域,正是關注人自身的這種變容及其走向,力圖從思想、知識、信仰與制度、社會的多重互動關係中考察東亞近代賴以解決自身問題的知識根底和思想模式是否充分有效,並將今日全球化浪潮下的新型亞洲關係抽象為一個超越一時一地的思想文化課題,對其中僅僅通過直接現實的表層變化及現象調查所難以發現的深層問題,進行動態地、歷史地考察和把握。
国際協力・国際開発 移民・難民・多文化共生論 ジェンダー・セクシュアリティ研究 ポストコロニアル研究 カルチュラル・スタディーズ 過去から考える 映像と音から考える 経済から考える アクティビズムから考える 歩きながら考える 南北アメリカ アジア 中東 アフリカ ヨーロッパ 一覧から探す |