グローバル・スタディーズ研究科は、2012年度から毎年同志社生活協同組合や国際センターとの共催でイフタールの食事会を開催しています。毎年イスラーム教徒のみならず多くの学生が集まり、各国の料理やおばんざいなどに舌鼓を打ちながら交流を楽しんでいます。
イフタールは、イスラーム世界では、ラマダーン月の断食を解く食事を意味します。日の出から日没まで断食するイスラーム教徒にとって、一日の任務終了の達成感と喜びが得られるひとときでもあるとされています。
イスラーム文化では、断食をするかしないかを問わず、その喜びの分かち合いが重んじられています。そのため、イスラーム世界各地でラマダーン月中、お互いに喜び合うために、毎晩のように食事会が開かれます。イスラーム教徒のみならず、他の宗教の信者もそのイベントに招待されます。